日本プラスチック工業連盟は、このほど開催した定時総会で新会長に住友化学の岩田圭一社長を選任した。任期は2期4年。岩田新会長は就任にあたってのあいさつで、「今回の新型コロナウイルスの世界的感染拡大では、とくに衛生性の観点から、医療現場をはじめとする社会基盤を支える素材として、プラスチックの重要性が再認識された。一方、プラスチックの有効利用を促進し、資源循環体制を構築することは喫緊の課題。『安心して、賢く使っていただく』ために、科学的データに基づく情報発信とともに、再生材の利用促進、ケミカルリサイクルの社会実装実現、バイオプラスチックの利用促進、廃PETボトルなどの100%回収を目指して取り組んでいく」などと述べた。

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