日本石灰協会は9日、霞山会館(東京都千代田区)で理事会を開催した。役員改選では松川昌則会長(奥多摩工業社長)に代わり、上田和男副会長(上田石灰製造社長)を新会長に選任した。

 上田氏は就任に際し、「今年は協会の70周年、国際石灰協会も50周年の節目の年だが、新型コロナ禍による景気低迷の長期化など予断を許さない状況が続く。新需要の喚起や技術変化への対応支援など、業界が一丸となって対応すべき課題に取り組む」とあいさつした。

 新任副会長には、河合石灰工業の河合伸泰社長、吉澤石灰工業の松原維一郎社長、宇部マテリアルズの西田宏社長が就任。会長・副会長は日本石灰工業組合の理事長・副理事長を兼ねる。

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