社説

  • 【社説】循環経済移行と樹脂再生の最適化
    3/30
     サーキュラーエコノミー(循環型経済)に不可欠な要素の一つとして「価値を損なうことなくモノを再生・再利用し続ける」ということがある。例えば廃プラ再生でマテリアル..
  • 【社説】米国でのCCS事業拡大の担い手は
    3/29
     米国において、排出されたCO2を分離・回収して地中深くに圧入し、固定化・貯留するCCSの事業化が加速している。ここで面白いのは、原油増進回収法(EOR)を手が..
  • 【社説】バイオプラ本格普及へ課題克服を
    3/28
     カーボンニュートラルでサステナブルな社会実現に向けて、バイオプラスチックの活用促進が求められている。政府は、2030年までに200万トン規模のバイオプラを導入..
  • 【社説】ファインセラ産業 競争力の向上を
    3/25
     ファインセラミックスは、機械的強度や電磁気的特性をはじめとする優れた特性により、エレクトロニクスをはじめ産業機械や環境、医療といった幅広い分野で使用されている..
  • 【社説】化粧品に見る価値観の多様性と良識
    3/24
     雨が降ると、げんなりして外に出るのも億劫だ。だからパリ在住のアメリカ人が「雨が好き」と言うのが意外だった。さすがに土砂降りは嫌だろうと聞くと「砂漠の近くで生ま..
  • 【社説】期待高まる大阪スーパーシティ構想
    3/23
     内閣府が地方公共団体を対象に公募していたスーパーシティ構想について、大阪府と大阪市が共同策定した提案が選ばれ、実証拠点がある大阪市がスーパーシティ型国家戦略特..
  • 【社説】立ち上がるインド半導体産業に注目
    3/22
     インドが半導体、ディスプレイの生産開始へ前進している。政府による工場建設の助成事業に5社が応募した。半導体不足が多くの製造業のボトルネックとなっている。サプラ..
  • 【社説】CO2排出削減で「水素細菌」再脚光
    3/18
     二酸化炭素(CO2)を原料として吸収し、化学品原料やたんぱく質などの有用物質を生産する「水素細菌」が再び注目を浴び始めている。石油由来の物質生産より生産過程の..
  • 【社説】男性の育休取得で女性管理職増える
    3/17
     男性社員の育児休職取得率向上を目指す動きが広がっている。今年4月に改正育児・介護休業法が順次施行されることに合わせ、男性社員への育休制度の周知徹底、取得しやす..
  • 【社説】強まるインフレ圧力に適切な対応を
    3/16
     インフレ圧力が一段と強まってきた。これまでは中国の石炭火力発電抑制・電力不足による原材料生産の停滞や、コロナ禍で北米を中心とした港湾での滞船問題による物流停滞..
  • 【社説】サステナブル航空燃料国産へ第一歩
    3/15
     プラント、航空、石油元売りなど16の企業により、持続可能な航空燃料SAF(サステナブル・アビエーション・フュエル)の国産商用化を目指す民間団体が先ごろ設立され..
  • 【社説】中堅エレクトロ商社がサステナ戦略
    3/14
     メーカー機能を持つ中堅のエレクトロニクス商社が相次ぎサステナビリティ戦略を打ち出している。多くが戦略推進組織を立ち上げ、グループを挙げて環境課題の解決や多様性..
  • 【社説】健康食品への関心が高まる製薬業界
    3/11
     医薬品事業で獲得してきた技術やノウハウなどを生かして、健康食品を新たな収益源にしようとする動きが、製薬業界で広がっている。薬価に左右されることなく安定した稼ぎ..
  • 関西化学業界の設備投資なお高水準
    3/10
     関西の化学業界において高水準な投資が継続している。新型コロナウイルス感染症による世界経済への影響や原材料の高騰、物流遅延など、いぜん先行きの不透明な状況が続く..
  • 【社説】日焼け止めでもSDGs対応本格化
    3/9
     2030年までの達成を目指し、国際社会が地球規模で取り組むべき目標として15年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、もはや企業にとって避..
  • 【社説】サブスクがカギ、トヨタのEV戦略
    3/8
     トヨタ自動車が今夏にも市場販売する同社初の量産電気自動車(EV)「bZ4X」(ビー・ズィー・フォー・エックス)。航空機操縦桿のようなステアリングなど販売前から..
  • 【社説】ドラッグラグに見る薬価制度の限界
    3/7
     世界で実用化されている新薬が日本で開発されない「ドラッグラグ」問題が再燃している。日本が毎年実施している薬価改定が大きな原因の一つだ。販売高が増えると特許期間..
  • 【社説】ロシアに依存しないエネSC構築を
    3/4
     世界に衝撃を与えたロシアのウクライナ侵攻は、エネルギー市場にも大きな影響を与えている。BP、シェルがロシア事業から撤退を表明し、欧州各国は石油・天然ガスのロシ..
  • 【社説】優秀な海外人材を繋ぎ止める施策を
    3/3
     政府が海外からの入国制限緩和にようやく動き出す。岸田文雄首相の下、日本の新型コロナウイルス感染症の水際対策は段階的に延長され「先進7カ国(G7)で最も厳しい」..
  • 【社説】相次ぐトップ交代、未来語る契機に
    3/2
     今年は国内総合化学の経営トップが相次いで交代する。直近の2021年4~12月期決算は石油化学製品の市況上昇、半導体材料などの旺盛な需要に支えられ、最高益を更新..