北海道大学大学院農学研究院の愛甲哲也准教授を中心に、こども環境学会・こども環境研究会北海道の有志研究グループが協力し、新型コロナウィルスの影響で休校・休園や外出自粛になっている幼児から中学生の生活状況、外遊びの実態調査を保護者対象に実施し、中間報告をまとめた。保護者の8割は、室内でのテレビやゲームが増加し、外遊び・友達との交流が減少したと回答。外出や遊び場所に保護者が戸惑っていることも分かった。

 中間報告は3月19日から4月1日までの調査結果。道外を含む923名の保護者からウェブ活用で回答を得た。8割以上の保護者が子どもには外遊びが必要としているが、一方で屋外で安心して遊ばせる場所、学習方法、外出に関する情報が不足していると答えている。家族との会話は増えており、家庭でさまざまな工夫(学習・工作・家事手伝いなど)が行われている。

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