【上海支局】中国で大型の展示会が相次ぎ再延期に追い込まれている。8月開催に延期されていた世界最大級のプラスチック・ゴム展示会「チャイナプラス」は来年4月に深セン(広東省)で、中国最大規模の製薬関連の展示会「CPhI&P-MECチャイナ2020」も今年12月の開幕へとさらに後ろ倒しされた。中国国内では感染が収束しつつあるが予断を許さず、海外から中国に入国した後に感染が確認される「輸入症例」も後を絶たないことなどが再延期の判断に影響したもよう。

 チャイナプラスは当初、今年4月の開催だったものを8月3~6日に延期していた。今回はさらにずらし、21年4月13~16日に延期する。深セン国際会展センターで実施する。

 CPhIも元々、今年3月末の開幕を予定していたが、新型コロナの感染の拡大を受けて6月22~24日開催への延期が決まっていた。世界的な感染の広がりを受け半年延期し今年12月16~18日に予定する。

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