参天製薬とUBEは26日、開放隅角緑内障・高眼圧症の治療を目的とした点眼剤が米国食品医薬品局(FDA)に承認されたと発表した。米国で300万人以上とされる緑内障患者や、高眼圧症患者に新たな治療選択肢として提供していく。

 FDAから承認を取得したのは緑内障・高眼圧症の治療を目的として参天製薬とUBEが共同開発している点眼剤「OMLONTI」。有効成分であるオミデネパグ イソプロピルはUBEによって合成された選択的EP2受容体アゴニストで、眼圧下降作用機序を持つ。日本では2018年11月から「エイベリス点眼液0・002%」の名称で販売し、アジアでは21年2月以降5カ国・地域で販売している。

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