積水化学工業は26日、2020年4~9月期の連結営業利益が従来予想を5割上回り221億円になりそうだと発表した。各セグメントでコスト削減が計画以上に進んだほか、高機能プラスチックス事業においてモビリティ分野および住インフラ分野の需要回復が想定を上回ったため。通期業績予想については新型コロナウイルスによる需要への影響が引き続き不透明として、各利益は据え置いた。

 今回修正した4~9月期の予想値は、売上高が従来予想比20億円増の4900億円、経常利益が同50億円増の204億円、最終利益が同57億円増の126億円とした。通期業績予想は売上高のみ修正し、従来予想比538億円減の1兆536億円になりそうとしている。

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