シンガポールにF1が帰ってくる。10月2日に今期第17戦の決勝が予定されている。新型コロナ感染拡大によって過去2年にわたって開催が中止されていた。結果次第では、オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手による2期連続でのドライバーズタイトル獲得が決まる大事な一戦となる▼シンガポールの街中を走るナイトレース。最高時速は300キロメートルを超える。今月30日からフリー走行が始まる。コースとなる公道には、コンクリートウォールや縁石、クラッシュバリアーが設置され、にわかに盛り上がりをみせてきた▼せっかく現地にいるので、観戦してみたい。周辺のショッピングモールに見られるところもあるらしい。しかし、早く行って場所取りでもしなければ、見るのは難しそうだ。インターネットで調べてみると、まだチケットが残っている。コース沿いの仮設スタンドが利用できるようだ▼市街地コースだから、目の前をレーシングカーが走る間しか見られない。しかし1周約5キロメートル、平均時速166キロメートルとあるから2分弱で戻ってくる計算だ。エントリーは20台。結構楽しめるかもしれない▼値段を見たら最も安いもので約500シンガポールドル。日本円で約5万円。取りあえず今回は、爆音を体感するところから始めよう。(22・9・29)記事・取材テーマに対するご意見はこちら

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